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唐古・鍵遺跡(からこ・かぎ・いせき) 弥生時代前記~古墳時代後期ににかけての環濠集落遺跡。大環濠(内濠)は直径400メートルの範囲を囲み、外濠を含めた全体では約42万平方メートルの面積を占める。 出土遺物は土器(愛知県から岡山県各地の土器が出土。)、農工具・容器などの木製品、石鏃や石包丁などの石器、骨角器、卜骨などの祭祀遺物の他、銅鐸の鋳型、ヒスイの勾玉、楼閣の描かれた絵画土器なども出土している。 出土した絵画土器の「楼閣」をもとに、1994年、唐古池の西南隅に楼閣を復元。

纒向遺跡(まきむく) 桜井市域の北部、JR巻向駅周辺にひろがり、弥生時代から古墳時代へと時代が移り変わる3世紀ごろ出現したといわれる。 巨大な建物(宮殿か)の遺構、祭祀の痕跡と思われる2700個以上の桃の種。小動物の骨などが発見された。 また同遺跡内には、箸墓古墳、纒向石塚古墳、ホケノ山古墳、勝山古墳、東田大塚古墳、矢塚古墳、メクリ1号墳、南飛塚古墳などの古墳群が存在する。 箸墓古墳は、全長280mの前方後円墳で”倭迹迹日百襲姫命大市墓”やまとととひももそひめのみことおおいちのはか…

大仙陵古墳(だいせんりょうこふん) 百舌鳥古墳群に存在する日本最大の前方後円墳(大阪府堺市堺区大仙町)。後円部直径が249メートル、前方部の長さが237メートル、全長は840メートルとされる。(墳丘は486m)仁徳天皇陵として広く認知されているが実証はされておらず、大仙陵古墳が正式な呼称となっている。 採集されている円筒埴輪や須恵器の特徴から5世紀前半から半ばに築造されたものと考えられている。…