菜畑遺跡(なばたけいせき)佐賀県唐津市
福岡市博多区にある板付遺跡とならび、日本で一番古い水稲耕作の遺跡とされる。(1979年発見)縄文時代晩期後半(BC500~600年)ごろにすでに稲作がはじまっていたことを示す貴重な遺跡である。
隣接する「末盧館」(魏志倭人伝に出てくる末盧国に因んだ)には当遺跡で出土した炭化米や石庖丁、農具、家畜として飼われていたブタの骨などが展示されている。遺跡公園内には、水田や竪穴式住居、縄文の森などが復元されている。
主な出土品:住居跡・土壙墓(どこうぼ)・甕棺墓(かめかんぼ)・水田跡・井堰(いせき)・貝塚など