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妻木晩田遺跡(むきばんだいせき) 鳥取県米子市・西伯郡大山町にまたがる弥生時代中期末(西暦1世紀前半)~古墳時代前期にかけての集落跡。遺跡の面積は156ヘクタールと国内最大級。(鳥取県立むきばんだ史跡公園として整備されている) 竪穴住居跡420棟以上、掘立柱建物跡500棟以上、四隅突出型墳丘墓などの墳墓34基や、環壕、鉄器類200点などが発見されている。まだ全体の1/10程度しか発掘されておらず今後の調査が期待される。…

加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき) 島根県雲南市加茂町岩倉にある弥生時代の遺跡で、39個の銅鐸(45㎝前後のものが20個、30㎝前後のものが19個)が出土した。 1ヵ所からの出土としては全国最多。うち14個には、鈕と呼ばれる吊り手の部分に「×」の刻印が見つかった。全国でもこの現象が見られるのは、近隣(3…

東海地方最大級の環濠集落遺跡。最盛期を迎える弥生時代中期には遺跡の中央を谷が走り、谷をはさんでそれぞれ居住域が形成され、まわりには環濠が張り巡らされ、その外側は逆茂木(さかもぎ)や乱杭などの防御施設によって守られていた

地蔵田遺跡(じぞうでんいせき) 旧石器時代、縄文時代、弥生時代の複合遺跡である。 集落の周囲を木柵で楕円形に囲み、その周辺に墓域や捨て場を設けている。 木柵で囲まれた弥生時代前期の集落跡はきわめて資料価値が高く、東北地方の稲作農耕の開始期の特定に重要な役割を果たすとして約6,046m2が文化庁により国史跡として指定された。(竪穴住居跡4軒、木柵跡3条、土器棺墓25基、土壙墓51基) 出土した土器の中には、北九州地方の影響を受けた遠賀川系土器も含まれ、広い交流があったことがうかがえる。…

登呂遺跡(とろいせき) 弥生時代(1世紀ごろ)の集落・水田遺跡。 住居12棟、高床倉庫2棟が建っていたことが確認され、その南に水田が広がっていた。