久里双水古墳(くりそうずいこふん)佐賀県唐津市双水
3世紀末から4世紀ごろに作られたとされる全長108.5メートル、後円部径62.2メートル、前方部幅42.8メートルの日本最古級の大型前方後円墳(竪穴式石室)。
中国の史書「魏志倭人伝」にかかれている国々の一つ「末盧国」の位置に近く、その王の墓という説がある。邪馬台国や前方後円墳の起源を探る上でも重要な遺跡である。
盤龍鏡(ばんりゅうきょう)管玉(くがたま)刀子(とうす:小刀のこと)が発見されている。
現在は久里双水古墳公園として整備され、実際にのぼれる。古墳箱式石棺も展示されている。