楯築遺跡(たてつきいせき)岡山県倉敷市矢部
弥生時代の墳丘墓(双方中円墳)で直径約43メートル、高さ4、5メートルの不整円形をなし、東・南西側にそれぞれ方形の突出部が」あるのが特徴。
築造年代は2世紀後半~3世紀前半で、主な出土品は鉄剣、首飾、ガラス玉、小管玉、壺形土器、特殊器台・特殊壺の破片が発見されている。
現在は王墓の丘史跡公園として整備されいる。謎の巨石群があり、祭祀が行われた後か?
松木武彦氏(考古学者:国立歴史民俗博物館教授)は考古学の分析から、2世紀前の邪馬台国は吉備にあり、それが大和(纏向)に移った可能性がある。特殊器台、楯築墳丘墓の様式(全国の古墳の元祖の可能性)などがそれを示すという。(邪馬台国はどこか?)