讃岐城山城(さぬききやまのき)
標高約462mの高原状の城山(きやま)にあり、7世紀中頃の築造と思われるが詳細は不明。
外郭の全長は4.2km程あり、高松カントリー倶楽部の敷地内に石塁や城門、水門などが残っている。
城跡の遺構は、朝鮮百済の公州山城や扶余の半月城などと同じ工法であるようだ。
城山には城山長者の伝説がある。日本武尊(やまとたけるのみこと)の子武殻王(たけかいこおう)(讃留霊王(さるれおう))の子孫が城山長者で、城山の山頂に立派な屋敷を建てて住んでいた。長者には足の不自由な一人娘がいて、大金をつぎ込んで車道(くるまみち)を造り、娘は車に乗って毎日車道からの景色を楽しみ、散歩したという。(丸亀市ホームページより)