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大迴小迴山城(おおめぐり・こめぐりやまじょう)岡山県岡山市草ヶ部 現在は、大廻・小廻と書く。 標高196mの大廻山と標高198.8mの小廻山一帯に築かれた神籠石系の朝鮮式山城。廻る土塁内の広さは同県内にある鬼の城を上回るといわれている。他の地域の神籠石と同様に列石の上に版築工法で土塁を築いていおり、列石はその基礎の役割を果たす。水門は三箇所発見されている。 瀬戸町郷土館(岡山市東区瀬戸町観音寺)付近の県道に道標があり、案内に従っていくと水門を見学することができる。

弥生時代後期の最大級の墳丘墓。現在は王墓の丘史跡公園として整備されいる。謎の巨石群があり、祭祀が行われた後か?

西谷墳墓群(にしだにふんぼぐん)島根県出雲市大津町字西谷 墳丘を持つ墓だけでも27基が密集し、特に弥生時代後期~終末期に造られた6基の四隅突出型墳丘墓(1~4・6・9号)は出雲地方特有のものであり注目される。西谷墳墓群は2世紀末から3世紀に墳墓が築造され古墳時代まで続く。西谷墳墓群の中で特に巨大な規模を持つ2号墓,3号墓,4号墓,9号墓は弥生時代に出雲を支配した王たちの墓と考えられている。 出土品は、鉄剣やガラス勾玉,大量の土器(吉備,北陸系の土器を含む)などが発見されている。…

水田跡、卜骨集積遺構、「弥生人の脳(三人分)」や高い技術を示す木製容器、海外製の鉄器、戦いによって傷付いたと思われる人骨(110点の人骨)など多数の出土品がある。

墳丘の全長が、350mの巨大な前方後円墳。日本で4番目に大きい古墳。築造時期は5世紀中葉までといわれている。いまだ発掘調査はされておらず、石室の構造や副葬品なども不明である。