纒向遺跡(まきむく)
桜井市域の北部、JR巻向駅周辺にひろがり、弥生時代から古墳時代へと時代が移り変わる3世紀ごろ出現したといわれる。
巨大な建物(宮殿か)の遺構、祭祀の痕跡と思われる2700個以上の桃の種。小動物の骨などが発見された。
また同遺跡内には、箸墓古墳、纒向石塚古墳、ホケノ山古墳、勝山古墳、東田大塚古墳、矢塚古墳、メクリ1号墳、南飛塚古墳などの古墳群が存在する。
箸墓古墳は、全長280mの前方後円墳で”倭迹迹日百襲姫命大市墓”やまとととひももそひめのみことおおいちのはか として陵墓指定されており、一切の立ち入りが制限される。