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唐古・鍵遺跡(からこ・かぎ・いせき) 弥生時代前記~古墳時代後期ににかけての環濠集落遺跡。大環濠(内濠)は直径400メートルの範囲を囲み、外濠を含めた全体では約42万平方メートルの面積を占める。 出土遺物は土器(愛知県から岡山県各地の土器が出土。)、農工具・容器などの木製品、石鏃や石包丁などの石器、骨角器、卜骨などの祭祀遺物の他、銅鐸の鋳型、ヒスイの勾玉、楼閣の描かれた絵画土器なども出土している。 出土した絵画土器の「楼閣」をもとに、1994年、唐古池の西南隅に楼閣を復元。

銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土し、銅剣の一箇所からの出土数としては最多

纒向遺跡(まきむく) 桜井市域の北部、JR巻向駅周辺にひろがり、弥生時代から古墳時代へと時代が移り変わる3世紀ごろ出現したといわれる。 巨大な建物(宮殿か)の遺構、祭祀の痕跡と思われる2700個以上の桃の種。小動物の骨などが発見された。 また同遺跡内には、箸墓古墳、纒向石塚古墳、ホケノ山古墳、勝山古墳、東田大塚古墳、矢塚古墳、メクリ1号墳、南飛塚古墳などの古墳群が存在する。 箸墓古墳は、全長280mの前方後円墳で”倭迹迹日百襲姫命大市墓”やまとととひももそひめのみことおおいちのはか…

大仙陵古墳(だいせんりょうこふん) 百舌鳥古墳群に存在する日本最大の前方後円墳(大阪府堺市堺区大仙町)。後円部直径が249メートル、前方部の長さが237メートル、全長は840メートルとされる。(墳丘は486m)仁徳天皇陵として広く認知されているが実証はされておらず、大仙陵古墳が正式な呼称となっている。 採集されている円筒埴輪や須恵器の特徴から5世紀前半から半ばに築造されたものと考えられている。…

弥生時代の大規模な環濠集落

吉野ケ里遺跡(よしのがりいせき) 脊振山地南麓の丘陵地帯にあり、有明海も望めるところに位置し、縄文時代後期には、吉野ヶ里の周辺部に人が生活していたと推定され、稲作文化がはじまる弥生時代全般の変遷をみることができる遺跡である。現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理する公園となっている。(東京ドーム10個分の広さ)50ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落(環壕集落)跡があった。…