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埼玉稲荷山古墳(いなりやまこふん)埼玉県行田市にある埼玉古墳群の中にある前方後円墳。(全長は120mで、12m近い高さがあり、周囲には2重の堀が巡っている) 古墳時代後期の5世紀後半に造られたようで、大仙陵古墳をモデルとした墳形と見られている。後円部の円頂には埋葬施設の復元があり、階段で登れば見ることが出来る。

東海地方最大級の環濠集落遺跡。最盛期を迎える弥生時代中期には遺跡の中央を谷が走り、谷をはさんでそれぞれ居住域が形成され、まわりには環濠が張り巡らされ、その外側は逆茂木(さかもぎ)や乱杭などの防御施設によって守られていた

地蔵田遺跡(じぞうでんいせき) 旧石器時代、縄文時代、弥生時代の複合遺跡である。 集落の周囲を木柵で楕円形に囲み、その周辺に墓域や捨て場を設けている。 木柵で囲まれた弥生時代前期の集落跡はきわめて資料価値が高く、東北地方の稲作農耕の開始期の特定に重要な役割を果たすとして約6,046m2が文化庁により国史跡として指定された。(竪穴住居跡4軒、木柵跡3条、土器棺墓25基、土壙墓51基) 出土した土器の中には、北九州地方の影響を受けた遠賀川系土器も含まれ、広い交流があったことがうかがえる。…

江田船山古墳(えたふなやまこふん) 熊本県玉名郡和水町にある清原(せいばる)古墳群の中で最古・最大の古墳前方後円墳。(墳丘の長さはおよそ62メートル、5世紀末から6世紀初頭に築造か) 75文字の銀象嵌(ぎんぞうがん)銘をもつ銀錯銘大刀(ぎんさくめいたち)が出土しており、埼玉県行田市の稲荷山古墳から出土した鉄剣とともに古墳時代の貴重な記録文書とされている。…

山口県光市にあり、築上年代は7世紀といわれるが正確には不明。日本書紀の天智天皇4年(665)にでてくる、「長門の城」ではないかという説もある。